年齢をかさねていくにつれて顔のあちこちのしわが目立つようになり、気になってきます。エイジングケア商品が様々ある中、どれが効果的なのか悩んでしまいます。正しいケアをするには、しわの原因を知らなければいけません。
乾燥によるもの
しわの原因のひとつに乾燥があります。乾燥した空気に肌がさらされ続けたり、肌の保湿が十分でなかったりすると、皮膚に細かいちりめん状のしわができます。目立ちにくいですが、化粧のノリも悪くなりますし、放置すれば消えない深いしわに変わります。
十分に保湿することが大切です。スキンケア用品はヒアルロン酸が配合されている物など、保湿性に優れたものが有効です。部屋の空気が乾燥しないように、室内干しをしたり、加湿器を使ったりして湿度を保ちます。
しわは初期段階での対策が必要です。目立つしわが無いからと言って、油断することはもっての他ですし、深いしわを増やさないためにも対策は必須です。
年齢によるもの
年齢を重ねると、どうしてもコラーゲンやエスチレンが減少したり、変質したりして、真皮層にたるみができ、深いしわを作ります。真皮層は4から5年周期で再生しているのですが、年齢を重ねるにつれ、受けるダメージが多くなっていくので再生が間に合わなくなります。コラーゲンやエスチレンの減少や変質は、紫外線を浴びることもひとつの原因になります。
コラーゲンやエスチレンなど、肌を支える成分が不足してくると、表情の癖などによって肌に線が付きやすくなり、それが深いしわになります。表情筋の衰えも、しわを刻む原因です。
原因を知って対策をする
原因を知り、正しい対策をすることで、しわを目立たなくしたり、予防したりすることができます。自分の肌やしわの状態をしっかりと把握しましょう。