しわ予防のための紫外線対策

紫外線が肌を傷めることは広く知られるようになりました。メラニンを増やして肌にしみをつくってしまうことは多くの人の知るところとなっています。ですが、紫外線はしわの原因にもなることをご存知でしょうか。若々しいはりのある肌を保つために、紫外線がどのように肌に影響を与えるのかを知っておく必要があります。

活性酸素が肌を壊す

紫外線を浴びることによって生まれる活性酸素は、がんの原因にもなる物質です。肌の真皮層では、コラーゲンが網目状に存在していて、エスチレンがそれを支えています。活性酸素はこの、コラーゲンやエスチレンを壊したり、変質させたりします。コラーゲンやエスチレンが減少したり変質したりすると、肌の保湿能力が失われるだけでなく、たるんで、表皮を支えることができなくなり、肌にはりがなくなり、くぼみやしわを作ってしまいます。真皮は4年から5年で再生しますが、その長くゆっくりとした周期では、再生が間に合いません。

紫外線対策

夏は気を遣い、紫外線対策を入念に行う人が多いですが、冬は特におろそかになりがちです。寒い上に、日照時間が短くなる時期ではありますが、冬でも紫外線対策は気が抜けません。雪は紫外線の反射率が非常に高いです。
また、春も夏に劣らず紫外線の多い季節です。季節に左右されるのではなく、一日の時間帯や天気に注目して、気を付けるようにします。
快晴時の紫外線量を100とすると、雨天時は30程度まで落ちますが、曇りの日は60から80程度です。太陽が出ていないからと言って、油断してはいけません。車内や室内にいる場合でも、紫外線はガラスを通して肌に届きます。

まとめ

肌を若々しく保つための対策として、紫外線対策は欠かせません。季節を問わず、ケアを怠らないようにしましょう。

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